ガザ緊急支援(ガザ地区)4/3 更新
イスラエル軍による2008年末からのガザ地区への攻撃で、多くの市民が被害を受けています。パレスチナ子どものキャンペーンでは、現地や海外のNGOと協力して、以下の支援活動を開始・継続しています。ぜひ、緊急募金にご協力ください。
支援活動現地の声
子どもたちや障がい者へ支援活動拡大中
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● 食料配布ひとまず終了
西岸から搬入した缶詰など乾物の配布は、南部のラファで実施しました。配布を 実施したラファ東部にはこれまで全く支援が入っておらず、予想以上に喜ばれました。ヨルダン川西岸からガザへの物資搬入に恐ろしく時間がかかり、停戦前に準備を始めた物資が届いたのが3月という状況でした。 また、聴覚障がい者の家族や母子家庭などを対象とした生鮮食料品(野菜や卵など) の配布も500世帯以上に実施しました。多くの家族は現金収入がなく援助物資の缶詰に頼る生活で、生鮮食料品を全く買えない状況なので大変に喜ばれました。 生鮮食料品はガザの農家から買い上げたものです。春は収穫期ですが、戦争と経済悪化のために出荷もままならず、農家も非常に困っていました。農業委員会の協力で、こうした農家から農産物を買い上げ、それを必要な家族に配布したのです。現地では「貧者から貧者へ」と呼ばれるプログラムです。ガザの経済の活性化にも一役かったと思います。このプログラムは継続していきます。 ● 子どもの衣料と靴 生活物資については、南部ハンユニスで、700人以上の被害を受けている家庭や貧困な家庭の子どもたちに、シャツとズボン、そして靴を配布しました。親たちは食べ物を確保するのに精一杯で、家を失った子どもたちは着の身着のままです。断水も続き洗濯もままならない状況があり、瓦磯やぬかるみで裸足では危険な場所も多いのです。 ● 保健活動と心理サポート 1000人の子どもを対象にした検診と栄養指導、女性のための医薬品の提供を始めました。事業には海外での保健教育に長い経験を持つ日本人看護師も参加しています。 アトフアルナろう学校やナワール子どもセンターでは、現在、子どもたちへの心理サポート事業が続いています。それを担当するスタッフたち自身もストレスを抱えていて、「燃え尽き」ないよう彼らへのケアが非常に大事になっています。現地の心理専門家を雇用し、スタッフを対象とした心理サポートも開始しました。 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
イスラエルのガザ侵攻とその後の状況
(2008年12月27日〜2009年1月19日、数字は国連OHCAなどによる)
- 死者:1,314人(うち412人が子ども、110人が成人女性)
- 負傷者:5,300人(うち1,855人が子ども、795人が成人女性)
停戦後も不発弾による犠牲者が出ている。海上からの砲撃、空爆も続く。 - 家屋破壊:全壊4,000棟、半壊17,000棟
家を失った人は4万から10万人に上ると見られる。
家を失った家族には一時金が支給されたものの、復興が進まないため、テント生活を強いられている。ガザ市内の公共の建物も瓦礫のまま残されている。 - 産業破壊:農地の30%が破壊された。多くの工場、養鶏所や牛舎なども破壊され、ガザの経済が成り立たなくなっている。
- 食料と生活物資 物資の搬入は、戦争前の半分以下、しかも品目が限られている。
- 建設資材 ガラス、セメント、砂、ブロック、鉄材、塩化ビニルの水道管などの搬入が3月末になっても禁じられている。
- 電気:3月末になっても、1日8時間以上停電の日が続く。
- 水道:3月末の段階で、4万人が水道水へアクセスできていない。
- 医療:必要な医薬品や医療器材の備品が不足している。重病人も治療のためにガザを出ることができず、病気による死者が増えている。
- 燃料:調理用プロパンガスが圧倒的に不足し、車用ガソリンも入っていない。
- 紙幣:ガザではイスラエルの通貨が使われているが、紙幣が供給されていないため、銀行に預金があっても引き出せない。
これまでの支援活動
1.緊急活動:日本国内
- 停戦を訴える &ガザ市民の声と実情を日本国内に伝える絵葉書キャンペーン「ガザのいのちを守りたい」を実施中&募金活動
2.緊急活動:現地
- 負傷者への救急医療支援 (シファ病院とノルウェー人医療 チーム):
救急治療はほぼ終了 - エルサレムからの支援物資搬入:
ガザの農業委員会と一緒に第1次の物資配布を終了

いま、ガザで必要なこと
物資やお金の搬入
各家族が最低限度の生活ができるように、もっと多くの物資が必要とされています。また、家庭によって異なる事情(赤ん坊がいる、病人がいるなど)に対応するためには、現金の支給も必要です。そのためには救援物資の搬入が、もっと迅速に行われることが必要です。
封鎖の解除
経済が復活し、日常生活を送れるようにするためには、早急に封鎖の解除が必要です。そうしないと、全住民が援助に依存しなくてはなりません。署名など、国際社会がイスラエルに圧力をかける必要がいっそう高まっています。
ストレスやトラウマへの対処
停戦が不完全(双方がそれぞれ一方的に停戦を宣言しただけ)なので、人々の心理的ストレスはひどくなっています。90%以上の人たちが不安を抱えていて、些細なことでパニックになってしまいいます。
「人がいっぱいいるところで、子どもがおもちゃで遊んでいて、それが「バン」という音を出したところ、みんなくもの子を散らすように逃げた。」「国連の学校が何らかの理由で時間短縮にして、子どもを早く下校させたところ、「爆撃が始まる」という噂がガザ市中に広がった」(ともに現地スタッフの電話より)など、パニックに簡単におちいる状態です。
不安定な政治状況と生活の中で、精神的安定が重要となります。心理サポート事業が火急の課題です。
現地からの声
- 写真館に新しい写真追加!(2009.1.31)
- 【ガザからの声】1月18日 (2009.1.21)
- 【ガザからの声】戦車が500メートル先に (2009.1.15)
- 【ガザからの声】ノルウェー医療チーム (2009.1.13)
- 【ガザからの声】飢えている子どもたちが無差別の犠牲に (2009.1.5)
- 【ガザからの声】地上戦が始まり、大勢の犠牲が出ている (2009.1.4)
- 【ガザからの声】空爆下のガザ、電話で様子を聞きました (2009.1.3)
上記より前のものは最新ニュースで見られます
レポート・論評など
- 国連人道問題調整事務所(UNOCHA)レポート 2009/01/09(PDF 111KB)
- 【レポート】「ガザの新年」
- 【レポート】「イスラエルの地上侵攻が始まれば、医療は崩壊するだろう」(IRINレポート転載)
緊急募金へのご協力ありがとうございました。募金頂いた団体(個人の方は省略させていただきました)
立正佼成会一食平和基金、妙智会ありがとう基金、生活協同組合パルシステム東京、横浜市従労組、たんぽぽ舎街頭募金・署名、日本聖公会東京教区サラームパレスチナ、日本基督教団鳳教会、アハリー・アラブ病院を支える会、日本基督教団久米田教会、1月8日ナクバ上映会会場カンパ、1月10日ピースパレードカンパ&シンポジウム会場カンパ、名古屋街頭カンパ、姫路野里教会、日本基督教団鶴川北教会、「1コマ」サポーター松本、瀧本写真事務所、岡崎茨坪伝道所、由木キリスト教会、姫路聴覚特別支援学校生徒会、松本映画研究会、ギャラリー山の手、パレスチナの子どもの里親運動、東京一般労組東京音楽大学分会、都筑賛美教会有志、1月25日名古屋YWCA集会カンパ、安全食品流通センター、立川テント村集会カンパ、日本基督教団行人坂教会、霊南坂教会オリブ会、龍野教会、カルメル会鳥取修道院、桃山学院大学キリスト教センター、日本中近東アフリカ婦人会、宇都宮報告会カンパ、「顕現日の祈り」カンパ、まこと大バザー委員会、町田集会カンパ、長岡報告会カンパ、病院有志、同志社大学でのイベントカンパ、日本キリスト教団境港教会、京都府立聾学校舞鶴分校、聖地のこどもを支える会、代々木上原教会、日本聖公会横浜聖クリストファー教会、日本基督教団むさし小山教会教会学校、愛徳カルメル修道会、市民社会フォーラム、浅草聖ヨハネ教会、日本聖公会松戸聖パウロ教会「お仕事会」、立教新座中学校、日本聖公会聖パウロ教会、秩父礼所十三番、熊本YWCA、紫野教会教会学校、『1コマ』サポーター松本、戦争屋にだまされない厭戦庶民の会事務局、王子北教会、山梨平和を語る会、カトリック正義と平和 仙台協議会、財団法人毎日新聞大阪社会事業団、安保体制打破新劇人会議、ニセコ九条の会とパレスチナ・ガザ侵略をだまって見逃せない個人達、栄光学園愛の運動委員会、九条の会・会津若松・西栄町学習会、横浜市立ろう特別支援学校生徒会、パレスチナの虹(松本)、3月行動をよびかける女たち、日本基督教団大阪教区社会委員会、九条の会・会津若松・西栄町学習会、京都聖三一教会、サンタマ(反差別草の根交流の会)、学校法人立教女学院、日本基督教団京都教会、日本キリスト教団水口教会、(有)ベイシティージャーナル、雑貨&カフェ ルバーブ、(財)毎日新聞東京社会事業団、芦屋聖マルコ教会、くさの会 (4月4日現在・順不同)









