パレスチナ問題の経緯

(破壊された発電所。2016年6月現在、まだ完全に復旧していない)

2014年夏、封鎖されたガザ地区に、51日間にわたってイスラエル軍による激しい空爆と地上からの攻撃が繰り返されました。
避難所になっていた国連の学校や病院も攻撃を受け、ガザ唯一の発電所も破壊されました。

被害データ

- 死者: 2,251人(うち、子ども551人、女性299人、70%が民間人)
       (同時期のイスラエル側死者67人、うち、民間人6人)
- 負傷者: 11,000人以上
- 全壊もしくは半壊した家屋: 18,000戸
- 損壊した病院・診療所: 73
- 攻撃を受けた学校・幼稚園など教育施設: 250
- 緊急の心理ケアが必要になった子ども: 37万人
- ピーク時の避難民: 50万人
- ガザに残る不発弾: 推定7,000発


2014年10月 破壊されたガザ(YouTube 4分35秒)

停戦後の状況

復興の停滞

厳しい軍事封鎖が続いているため資材が不足し、特に、建物の再建に必要な木材、鉄や、肥料、医薬品などは軍事目的転用の疑いからガザ域内への持ち込みが困難です。
また、家屋の再建にはイスラエルの許可が必要とされています。
そのため再建のスピードは遅く、国連からは復興に17年かかると言われています。

生活の状況

停戦発効から1年後の時点で10万人の避難生活者がおり、人口の7割以上が食糧配給などの支援に頼らざるを得ない状況に置かれています。

自殺の増加

若者の失業率は60%を超え、将来に希望を見いだせない若者の自殺が増加しています。
2014年には350件の自殺未遂事件ががあり、西岸地区を含めると、2014年の若者の自殺率は前年から6割増えたという発表もあります。

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