【特設ページ】活動開始から30年
たくさんのご支援をいただきながら、私たちの活動は2016年で30年目を迎えました。
レバノンの難民キャンプで始めた活動はパレスチナ、日本国内と大きく広がり、内容も多岐にわたる幅広いものとなりました。
当初、支援を届けた子どもたちは大人になり、子どもを育て、社会を担っています。私たちの支援活動に加わって活躍している人もいます。
長期的に続けることができたからこそ可能となった成果がたくさんあります。私たちの活動に賛同し、支えてくださった皆様に深く感謝を申し上げます。
特別企画 30年のふりかえり
活動30年の現地レポート
当会の長期継続的な支援が現地にどのような変化と成果をもたらしてきたか、中東ジャーナリストの川上泰徳さんに現地取材を行っていただきました。
第1回:ガザ「アトファルナろう学校」とCCP
1992年の設立から支援を続けている「アトファルナろう学校」は、ガザで唯一の本格的なろう学校です。ろう学校卒業生のその後の人生やスタッフに話を聞き、支援が当事者や現地の社会にもたらした変化を取材していただきました。
第2回:ガザ「ナワール児童館」
ガザ南部の「ナワール児童館」を訪問し、子どもたちの様子や児童館の心理サポートの取り組みなどを取材していただきました。この児童館と出会って初めて"教育"への扉が開かれ、その後の人生が大きく変わったという女性の体験も紹介されています。
第3回:シャティーラ難民キャンプ「子どもの家」
* 川上泰徳さんプロフィール |
シンポジウム「ガザ・アトファルナろう学校とパレスチナの聴覚障がい者支援」
2016年5月22日、東京・池袋で、「アトファルナろう学校」開校から20年余りの活動の振り返りとガザの聴覚障がい者の状況について報告するシンポジウムを開催しました。
プログラム
(第一部) | 「初期のアトファルナろう学校」土井美幸さん(教員) 「早期発見と早期支援事業の報告」川越東弥(当会現地駐在員) |
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(第二部) | 「ろう者から見たアトファルナろう学校」ペギー・リン・プロッサーさん(旅行会社代表) 「ひよこっちとアトファルナ」橋本一郎さん(教員) |
* 「ひよこっち」:聴覚障がい者が自分に誇りを持ち、自分たちで理解者を広げていくことを目的に、手話パフォーマンスなど様々な活動を行う日本の団体。
シンポジウム全収録動画(YouTube 2時間)