• 6月23日(金)「中東の現場を知る」公開講演会@広島のお知らせ
    6月23日(金)「中東の現場を知る」公開講演会@広島のお知らせ

    一時帰国中のレバノン駐在員が広島大学で公開講演会を行います。お近くの方はぜひご参加ください。

    テーマ:「行き場をなくした難民たち 人としての尊厳を守るために」

    講演者:部谷由佳(当会レバノン駐在員)

    日時:6月23日(金)12:50~14:20

    場所:広島大学院総合科学研究科 K210 (〒739-8521 東広島市鏡山一丁目7番1号)

    *アクセスは、こちら。 最寄バス停「広大西口」

    講演の趣旨: シリア内戦勃発から6年が経過し、その周辺国と欧州に安全を求めて国を後にし たシリア難民は500万人を超える。その中で100万人以上のシリア難民が長い内戦 後も混乱が続く隣国レバノンに流入し、混迷が一層深まっている。2014年1月か らシリア難民緊急支援活動に従事してきた報告者は、特にパレスチナ系難民が様 々な社会的差別を受け、日常生活が困難な現場を目の当たりにしてきた。彼らの 間で、「我々も同じ人間ではないのか」、「ただ尊厳を得た暮らしをしたい」と の声も上がっており、長期化する避難生活への怒りと絶望感も露わになっている。 人としての彼らの尊厳を守るため、いかなる支援が必要であるかを、是非とも皆 さんと考えていきたい。

    お問合せ先:広島大学大学院総合科学研究科 吉村研究室(shinyo@hiroshima-u.ac.jp

    *本講演会は、教養教育「中東・イスラームの世界」の授業の一環として開催されるものです

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