パレスチナ子どのキャンペーンの支援活動にご協力いただき、心から御礼申し上げます。
レバノンでは、昨秋の侵攻の被害を受けた脆弱な難民世帯に食料を配布しました。
ガザでは、非常に多くの人々がガレキとなったガザ市や北部、南部などに戻っています。しかし恒久的な停戦合意が進まない中、ラマダンが始まった3月初めより食料や物資、燃料の搬入、水供給などがイスラエル軍によって止められ、人々の生活はこれまで以上に厳しくなっており、イスラエル軍の散発的な攻撃で犠牲者が増えはじめています。また、3月18日、イスラエル軍がガザに大規模な空爆を開始したと報じられ大変深刻な状況です。
皆様からのご支援のおかげで、当会では昨日まで給水と炊き出し、物資配布、保健医療、子ども支援などの活動を続けてきました。燃料や食料が底をつくのではないかという不安はぬぐえませんが、可能な限り支援活動を続けます。季節の変わり目、どうぞご自愛くださいませ。
2025年3月18日 認定NPO法人 パレスチナ子どものキャンペーン
※ガザの最新状況と支援活動はYouTubeで毎週お知らせしています。
1月19日に一時停戦が発効したガザでは、1月27日から中部や
50万人以上がガザ市や北部に徒歩で帰還しています。
92%の家屋が破壊されており、ほとんどの人が想像以上の破壊状
それでも膨大な数の家族が自分の家や土地に戻っているのです。
昨日、トランプ米大統領はガザ住民の移送に言及するなど前途多難
人々は瓦礫の中でもガザにとどまるという強い意思を見せています
ガザ北部での物資不足は続いています。またインフラが破壊されて
テントを張る土地もないなど、北部に戻った人たちにはこれまで以
当会では、昨日よりガザ市での給水活動を開始しました。
またその他の支援も近日中に開始予定です。
一時停戦がいつまで続くのか、その後はどうなるのかという不安、
影響に加えて、ガザが一息ついた一方で、ヨルダン川西岸への軍事
先行きは見えませんが、引き続きのご支援、ご協力をよろしくお願
*最新情報はYouTubeやSNSでも随時報告しています。ぜひチャンネル登録やフォロー、メルマガ登録をお願いいたします。
*YouTube ガザNEWS https://youtu.be/qNWjncwamuA?si=bxVkL1N0v6pUdFqq
寒中お見舞い申し上げます。新しい年をお健やかにお迎えのことと存じます。
先月はご寄付をいただきありがとうございます。パレスチナ子どのキャンペーンの支援活動にご協力いただき、心から御礼申し上げます。ご寄付はご指定の使途で活用させていただきます。
1月16日には人質解放と一時停戦、物資搬入のニュースが流れて、少しほっとしているものの、ガザでの未曽有の人道危機は二度目の冬を迎えています。犠牲者は4万6000人を超え、病気や栄養障がいでの死亡者は20万人に達すると予測されています。また冷たい雨が降る季節、テントは水浸しです。
この停戦の知らせが本格的な停戦に結びつくよう、これ以上人々の犠牲が増えないよう、現地の人たちはもちろん、世界中が切望しているところです。
ご支援のおかげで、ガザでは現地職員と提携団体が奮闘して、年末年始も給水活動と炊き出し、子ども支援を続けました。
物が入手しづらく、炊き出しはご飯やパスタなど主食中心になり、おかず内容は乏しくなってきましたが、多くの子どもたちの命綱となっています。
※人々の様子や活動詳細はホームページやFacebook、YouTubeなどをご参照ください。
年次報告や会報は、ホームページからもご覧になれます。なお、1月14日に実施した
オンライン報告会は、今後視聴いただけるよう予定しています。
寒い時期、どうぞご自愛くださいませ。
2025年1月 認定NPO法人 パレスチナ子どものキャンペーン
ガザでの未曽有の人道危機は二度目の冬を迎えています。理不尽な攻撃が続くなか、犠牲者は4万4000人を超え、病気や栄養障がいでの死亡者も18万人に達すると予測されています。
人々の命を守るためには何よりも即時停戦ですが、状況は悪化するばかりで終わりのない人道危機が続いています。
ガザ北部とガザ市では連日大規模な攻撃が続き、日々犠牲者が増え続けています。「退避地域」と指定されている中部でも攻撃は続いていて、密集地域へも攻撃が迫っています。
また、北部は全く物資が入らない状況があり、100万人以上が避難をしている中部でも物資不足が深刻化し、価格の高騰も驚くべきです。またレバノンへの攻撃は「停戦」となったものの相変わらず爆撃が継続されています。
そうした中でも、ご支援のおかげで、ガザでは現地職員と提携団体が奮闘して毎日の給水活動と炊き出し、子ども支援を続けています(写真)。ともかく物が入手しづらく、炊き出しはご飯やパスタなど主食中心になり、おかず内容は乏しくなってきましたが、多くの子どもたちの命綱となっています。
ガザでの未曽有の人道危機は400日を超え、二度目の冬を迎えています。理不尽な攻撃が続くなか、犠牲者は4万3000人を超え、病気や栄養障がいでの死亡者も18万人に達すると予測されています。
人々の命を守るためには何よりも即時停戦ですが、状況は悪化するばかりで終わりのない人道危機が続いています。ガザ北部とガザ市では連日大規模な攻撃が続き、日々犠牲者が増え続けています。
「退避地域」と指定されている中部でも攻撃は続いていて、密集地域へも攻撃が迫っています。
また北部は全く物資が入らない状況があり、100万人以上が避難をしている中部でも物資不足が深刻化し、価格の高騰も驚くべきです。またレバノンへの攻撃も続き80万人以上が避難生活を送っています。
そうした中でも、ご支援のおかげで、ガザでは現地職員と提携団体が奮闘して毎日の給水活動と炊き出し、子ども支援を続けています。ただ、ともかく物が入手しづらく、炊き出しはご飯やパスタなど主食中心になり、おかず内容は乏しくなってきました。
また、レバノンも物資配布が開始できました。
明るい話題をご紹介します。電気も物もない中ですが、ガザのアトファルナろう学校では、一緒に退避をしている障がい者たちと物づくりを継続しています(上の写真)。電気が早くつくようにという願いも込められています。一日も早い停戦が実現し、こうした作品を日本でもご紹介できたらと思います。
寒さに向かっている時期、どうぞご自愛くださいませ。
ガザの人道危機が10か月を超えました。
39,667人以上の犠牲者と9万人以上の負傷者、1万人以上の
中東全体の情勢悪化の一方で、ガザ現地の報道が減り、犠牲者が増
現地職員やパートナー団体の奮闘で、当会ではガザで炊き出しや給
昨日は、ガザ市と北部、中部で、食料配布を実施しました。
ガザ市と北部ではヨルダンで調達してガザに入れた食料(油や砂糖
中部ではガザ内で調達した物資(野菜や油、調味料、缶詰など)。
国連人道支援室(UNOCHA)によると、ラファへの地上侵攻が始まった5月6日以降、ガザに物資を搬入したトラックの台数は、急激に減っている。5月3日340台、4日290台、5日128台だったが、それ以降は0台の日が続き、一番多かった5月31日でも74台だった。
6月の合計は234台でしかない。これは、戦闘が始まった昨年10月以降で、10月に次ぐ少なさである。
その結果、急激に健康、栄養状態が悪化している可能性が高い。
WHO-FAOはガザを世界的な"飢餓 Hotspot"とした。ガザでは人口の100%が食糧危機状態で50%が壊滅的な危機としている。また、子どもの9割が1日1食と推定されている。
エジプトからようやく入った飲料水と毛布を急いで配布しています。
ガザでは水の汚染と塩化が進んでいて、井戸水さえ飲むことができないため、きれいなミネラルウォーターは特に病気の人や乳児に重要です。
また海に近い砂浜でのテント生活は、夜気温が急激に下がるので、
間に合わなかったと思った毛布は十分に役立つそうです。
ラファへの大規模侵攻が迫り大変心配な現在、
子どもたちの屈託のない笑顔に胸が痛みます。
#即時停戦 #ガザ #飢餓 #パレスチナ #人道支援活動 #人道危機
*ガザ緊急支援募金はこちら https://congrant.com/project/ccpjapan/9248/
*オンライン報告会など団体ホームページはこちら https://ccp-ngo.jp/
*YouTube「ガザ速報」随時配信中 https://youtu.be/0TySoH3BR9o
ラマダンの中、ガザでは人口の4人に1人以上にあたる68万人が飢餓状態にあると国連が報じています。
パレスチナ子どものキャンペーンでは、1月5日以来ラファで炊き出しを続けていて、毎日1,200人分の温かい食事を提供しています。あわせて、ラマダンに入ってからは、毎週「スフール」という夜明け前の食事のために、パンやヨーグルト、ホンモスという豆のペースト缶詰なども提供しています(ラマダンでは日の出から日没まで飲食をしないため、夜明け前の食事は非常に重要です)。
スフールを受け取りに来たアズくんは12歳。北部に住んでいましたが爆撃で父親を亡くし、母親と5人の兄弟姉妹とラファで、簡易テントで暮らしています。
爆撃が続く中、北部からガザ市に避難し、その後国連の学校で生活しましたが、南部への退避命令のためヌセイラートで2か月過ごし、そこも安全でなくなったためにラファにたどり着きました。水も食料も不足しているため、この食料配布に母も兄弟も計り知れないほど喜んでいると話してくれました。
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3月4日、ガザでは15人の乳児が病院で餓死したという報道がありました。
物資の搬入が南部で25%以上、北部では50%以上も止められていて、先週末には、物資搬入のトラックを待っていた人たち100人以上が、発砲などで亡くなったと言われます。北部へは特に支援が届いておらず、人々は極限状況にまで追い込まれています。
ガザでは、5,500人の女性が来月出産予定。南部のエミレーツ病院では、一晩に78人が5台しかない分娩台で出産を余儀なくされています。また、2歳未満の90%、妊娠・授乳中の女性の95%が深刻な食料不足という危機的状況が続いています。一日も早い停戦を!
私たちは、ガザ南部ラファで炊き出し支援など緊急支援を行っています。ガザ緊急支援募金も受付中です。詳細は、以下のリンクをご覧ください。
また、YouTubeで「ガザ速報」を配信中です。ぜひチャンネル登録をお願いいたします。
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上:生後4日目の赤ちゃん(8月) ガザには現在5万人の妊婦がいる©︎CCP Japan
下:ガザ南部で行っている炊き出し支援
当会はガザ現地で国連から燃料を受け取れるようになりました。
その燃料を提供することで、給水車を動かすことができるようにな
1月10日の報告会では、現地の最近の様子とこうした様々な支援
能登での大地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。
苦境にあるパレスチナからも心配する問い合わせをもらっていることをお伝えします。
そのガザでは、先月中旬から母子保健事業の診療所が南部ラファで再開し、多くの子どもや妊婦、家族が受診して、爆撃と飢餓の中で生き延びるために必死に苦闘している人たちの支えとなっています。この事業は過去3年半以上当会が支援して継続しているものです。
エジプトからの物資搬入が軌道に乗りました。第一陣の食料などの梱包作業がたくさんのエジプト人のボランティアが参加してくれて進んでいます。
飲料水、液体牛乳、缶詰、チーズ、デーツ、小麦粉などです
この他に毛布もあります。
一週間ほどでラファとの国境に着く予想です 爆撃が続く中、必死で生きている子どもたちの生命をつないぐため活動を続けます。
ガザには714校での学校がありました。その内訳は公立校392校、UNRWA267校、私立55校でした。
また、ガザの児童生徒は625,000人で、教員は22,564人でした。
しかし、10月7日以降の爆撃と地上侵攻により、パレスチナ自治政府の教育省は11月6日に休校を宣言し、現在、学校機能は停止しています。
12月最初の時点で、7,729人の子どもが死亡し、1400人以上が行方不明になっており、教員209人が死亡しています。
図書館や幼稚園など教育関係の339施設が破壊されました。
学校については、公立校では368校(86%)が完全に破壊、もしくは半壊状態にあり、UNRWA校では65校が爆撃されました。また133校が避難所になっています。
10月から新学年が始まったばかりでしたが、子どもたちはずっと教育を受けることができていません。
ガザでは子どもたち全員が恐怖と飢餓の中で生活していて、外傷を負ったり心理的な傷を抱えています。
パレスチナ子どものキャンペーンでは、避難所でのレクリエーション活動や心理サポート、遊びの提供などを行っていますが、一秒でも早い停戦が必要です。
このたびは、パレスチナ子どものキャンペーンへご寄付をいただきありがとうございました。心から御礼申し上げます。
ガザ緊急支援のご寄付については、12月22日時点で、すでに約1500万円分が現地での物資配布と現金給付、子ども支援の活動に充てられました。
物資配布と現金給付については、合わせて1000世帯(約1万人)の目標のうち半数以上の家庭にお届けしていて、爆撃の隙間をみながら、NGOスタッフが献身的に活動しております。
現地では物資が限られているために物の値段が何倍にもなり、着の身着のままで逃れてきた人たちは現金も底をついているため、この支援は人々の命綱になっております。また、避難所での子どものための支援活動も続けています。
エジプトからの物資搬入も進めていて、年内に700万円分の物資がガザに入る予定です。エジプトからの物資配布は年明けにも継続します。
物資搬入が許可されている限られた現地団体と調整していますが、エジプト側の輸送能力や倉庫不足などの問題に加えて、イスラエル側で物資を一つ一つチェックするため、通過には非常に時間がかかります。検問所の前にはトラックの長い行列が続いているため、順番待ちの状況です。
ガザでは2万人以上が犠牲となり、人口の8割以上が家を無くしました。連絡を取っている現地の人のほとんどが家を失い、家族を失っています。また連絡が取れなくなっている人たちも多く、これまで支援をしてきた子どもたちの安否を確かめることも難しい状況です。
現在、できるだけ生の現地情報を日本社会に伝えるための活動を続けています。毎日YouTubeやホームページでお知らせをしていますので、ぜひご覧ください。
本年も大変お世話になりました。2024年は人々に笑顔が戻ることを切に願っております。
皆様どうぞよいお年をお迎えくださいませ。
2023年師走
認定NPO法人パレスチナ子どものキャンペーン
ガザの連日の空爆の中で、多くの市民が犠牲となっています。
140万人が避難民となり、70万人が国連の学校などで避難生活
ガザ南部でも空爆が続くため、北部に戻る人々が出ている中、
昨日はジャバリア難民キャンプで大規模な空爆がありました。
こうした状況でも、限られた空間と時間、物資不足の中で、
当会の長年のパートナーであるNGO団体は命がけで活動していま
アトファルナろう学校は、障がい者500世帯に物資配布を行って
ナワール児童館も避難者を受け入れるだけでなく、現金配布を実施
一方、教育事業のパートナーであるTCCは、避難所で子どものレ
こうした活動を支えるため、当会では募金を呼びかけています。
本当に必要なのは停戦ですが、ライフラインを支える活動も必要で
皆様が、それぞれの場所で、それぞれの活動を進めてくださること
なお、当会ではYouTubeで、国連人道支援室(UNOCHA
現地職員などからの声を毎日紹介しています。
写真)上から 子ども支援と物資配布