越冬支援募金にご協力いただきました皆さま、ご支援誠にありがとうございました。

12月12日13日、レバノン東部のワーベル難民キャンプとその周辺に住むパレスチナ人シリア難民世帯など521世帯に、灯油を60リットルずつ配布しました。あらかじめ配った引換書類を持った人たちが、近所のガソリンスタンドにポリタンクやペットボトルなどを持参して配布を受けに来ました。すでに気温は零度近くまで下がり、風も冷たい中、多くの人たちが列を作りました。子どもたちもお手伝い。手押し車や乳母車を使ったり、近所の人と共同で車を借りてきた人もいました。国連からの援助が非常に減るなか、当会の配布が今年は唯一の燃料支援だそうです。

年内には、バールエリアス地域でも1105世帯に燃料配布を予定しています。

ガザでは、障害者家庭への訪問リハビリを継続しているだけでなく、この秋から、通所施設でのリハビリも開始しました。

母親に連れられてきた下半身に麻痺がある男の子。筋力を高めるため、理学療法士が治療を行っていました。また義肢や車いすなどの交換も進めています。