夏のアクティビティ(レバノン)
パレスチナ子どものキャンペーンは、今年からレバノンで、障がいがある子どもとない子ども、パレスチナ人やシリア人などの難民の子どもたちとレバノン人の子どもたちが、一緒に学んだり交流したりするためのプログラムを始めています。
その一環として、難民キャンプで活動する「子どもの家」と、レバノンの障がい者教育に関わる二つのNGO団体、そしてUNRWAの小学校が参加した夏休みイベントを開きました。今回のイベントでは、体験を通じて子どもたちが障がいを理解することを目的としました。子どもたちは目隠しをして白杖を使う体験をしたり、点字のタイプライターで名前を書いてもらったり、手話を学んだりしました。初めて経験することに子どもたちは興味津々でした。
レバノンには様々な人たちが住んでいますが、それぞれのコミュニティに分かれていて、交流がほとんどない状況です。今回、日本のNGOがかかわることで、垣根を超えた交流ができたことをうれしく思っています。
点字タイプライター体験