ガザの子どもたちと教育

2023年

ガザには714校での学校がありました。その内訳は公立校392校、UNRWA267校、私立55校でした。 また、ガザの児童生徒は625,000人で、教員は22,564人でした。

しかし、10月7日以降の爆撃と地上侵攻により、パレスチナ自治政府の教育省は11月6日に休校を宣言し、現在、学校機能は停止しています。

12月最初の時点で、7,729人の子どもが死亡し、1400人以上が行方不明になっており、教員209人が死亡しています。

図書館や幼稚園など教育関係の339施設が破壊されました。
学校については、公立校では368校(86%)が完全に破壊、もしくは半壊状態にあり、UNRWA校では65校が爆撃されました。また133校が避難所になっています。

10月から新学年が始まったばかりでしたが、子どもたちはずっと教育を受けることができていません。 ガザでは子どもたち全員が恐怖と飢餓の中で生活していて、外傷を負ったり心理的な傷を抱えています。

パレスチナ子どものキャンペーンでは、避難所でのレクリエーション活動や心理サポート、遊びの提供などを行っていますが、一秒でも早い停戦が必要です。