「UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)資金拠出一時停止」の撤回を求める活動について

2024年

停戦がなされないまま約5か月が過ぎ、ガザでは3万人を超える人たちが死亡しました。水、食料、医療などすべてが不足し、空爆と地上戦のほか、飢餓や病気の蔓延で日々犠牲者が増え続けています。
昨日には支援物資が届かないガザ北部で、物資を求めた人々への発砲で110人以上がなくなったと伝えられています。
こうした状況にも関わらず、日本政府は1月29日に、UNRWA職員10数人がハマスによるイスラエルへの攻撃に関与した疑いが浮上したことを受け、UNRWAへの資金拠出を一時停止すると発表しましたが、UNRWAはパレスチナ難民支援の中核を担ってきた組織です。
ガザが人道危機に瀕している状況下、UNRWAの活動は、その重要性を増しています。
現在、約170万人がUNRWA施設内で避難生活をしており、その保健センターは、1日25,000件の診療、1日1,300回のワクチン接種などを実施中です。
1月31日以降、当会では他のNGO団体とともに、撤回を求めて活動を続けており、外務省のほか与野党の国会議員に次のような提言を行っています。
 提言1 UNRWAへの拠出金を即座再開
 提言2 即時停戦と人質解放のための外交(3月日本は国連安保理議長国)
 提言3 ガザの重症者や患者の日本での受け入れ
現地の詳しい状況と支援活動については、YouTubeをご覧ください。
◆YouTube「ガザ速報」毎日配信中 https://youtu.be/0TySoH3BR9o
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