5月以降ガザへの物資搬入がほとんど止まり、飢餓の危機が高まる

2024年

私たちの数字.png国連人道支援室(UNOCHA)によると、ラファへの地上侵攻が始まった5月6日以降、ガザに物資を搬入したトラックの台数は、急激に減っている。5月3日340台、4日290台、5日128台だったが、それ以降は0台の日が続き、一番多かった5月31日でも74台だった。

6月の合計は234台でしかない。これは、戦闘が始まった昨年10月以降で、10月に次ぐ少なさである。

その結果、急激に健康、栄養状態が悪化している可能性が高い。

WHO-FAOはガザを世界的な"飢餓 Hotspot"とした。ガザでは人口の100%が食糧危機状態で50%が壊滅的な危機としている。また、子どもの9割が1日1食と推定されている。

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