コロナ禍の中で心配される西岸併合問題

2020年

1.jpg(写真はベツレヘムの街の様子)

パレスチナでは、特にヨルダン川西岸南部で、再び感染が拡大しています。先週末にヘブロンで56人、ベツレヘムで27人の感染が判明しました(累計では感染者2345人、症状が出た人1716人、治癒した人621人、死者8人)。そのため、ヨルダン川西岸は再び地域ごとのロックダウンになっています。食料品店や薬局などを除き商店の休業、夜間の外出禁止令が出ています。封されているガザは西岸よりも感染者は少ないですが、ガザに入る人への14日間の隔離は続いています。