ガザへの空爆

2023年

5月9日と10日のガザへのイスラエル軍の空爆により、10日昼時点で、16人のパレスチナ人が犠牲となった。そのうち少なくとも10人は一般市民で、3人の少女、1人の少年、4人の女性と2人の男性が含まれている。
また、ガザ保健省は子どもや女性を含む42人が重傷を負い、4人が重体と発表している。11棟の家屋や集合住宅が崩壊し、27棟が大規模に損壊、139棟にも被害が出ている。
その結果、少なくとも144人が住居を失い避難生活をしている。また燃料や食料の搬入が止められているため、ガザの発電所は送電時間の制限を始めている。なお10日にはガザの武装グループによりイスラエルに向けてロケット弾が発射されている。