給水支援の再開、炊き出しも継続

2025年

未曽有の人道危機にあるガザ。3月以降の完全な封鎖下で食料も燃料も飲料水もなく飢えに苦しむ中、爆撃も続いていてこれまで以上に厳しい状況です。

国連やNGOの活動が難しくなる一方で、米国とイスラエルが主導した「ガザ人道財団」が食料の配給を始めましたが、食料を求めて数十キロの道のりを徒歩で来た1,500人近くが銃弾に倒れ、食料が武器になっている状況です。

栄養失調による死者も200人を超え、2310月以降の死者は人口の3%である6万人を超えました。栄養失調の子どもたちの上腕周りは10センチ(大人の指2本分)ほどしかありません。

当会では、皆様のご支援のおかげで、7月第4週に辛うじて入ってきた燃料を得て、給水支援を再開しました。毎日40トンを支援しています。

また炊き出しは現在も継続できていますが、米や豆などが不足し、地元で採れたナスなどの野菜スープが中心になっています。子どもの心理サポートと栄養支援も続けることができていますが、子どもたちの頬がこけ、笑い声が減っています。

即時停戦と物資搬入再開が一刻も早く実現することを強く願っています。

ガザの人たちが再び故郷を失うことがないよう、国際社会がガザを見捨てることがないよう、引き続きのご協力をお願い申し上げます。

2025年8月12日             

認定NPO法人 パレスチナ子どものキャンペーン

写真) 
左:7月21日の炊き出し 右:7月31日の給水

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