パレスチナやレバノンの状況報告(4/11)

2020年

パレスチナやレバノンでは厳しい外出制限や地域封鎖、学校休校などの措置が取られています。そのため、日雇い仕事を失った難民家庭では、日々の糧が乏しくなっています。

現地のSOSに応え、4月中旬以降、レバノンの「子どもの家」と一緒に、困窮した家庭への食糧品の配布を計画しています。すでに幼稚園や補習クラスでは自宅で過ごす子どもたちのために、携帯のメッセージで保護者と連絡を取り合い、教材を送ったり、家での過ごし方を発信したりと工夫をしています。児童精神科でも電話によるカウンセリングを続けています。

パレスチナのガザでは、障がい者や乳幼児などの支援に遅れがでていますが、事態が少し落ち着いたら再開をいたします。

世界中でしばらく辛抱状況が続きますが、どうぞ皆様もお気をつけてお過ごしくださいませ。

202004.jpg家庭学習(パレスチナ難民キャンプ・レバノン)