レバノンの日本駐在員・現地職員・現地提携団体スタッフは無事です

2020年

8月4日レバノンの首都ベイルート中心部に近い港湾地区の倉庫で大規模な爆発が発生し、死者100人以上、負傷者4000人以上。30万人が家を失ったと言われます。
幸い当会の日本人駐在員と現地職員は事件にまき込まれておらず無事にしています。
現地提携団体についても、窓ガラスなどの被害はあるもののスタッフは全員無事です。
ご心配いただいた皆様ありがとうございます。

レバノンは昨年秋から経済危機に陥り、今年3月には債務不履行になっています。現地通貨は対米ドル価格が6分の1に下落し、首都の中心部でも1日に2時間しか電気がない状態が続いていました。

3月からは新型コロナウイルス感染拡大で、ロックダウン状況になっています。
そうした中での今回の爆発事件で、本当に大変な状況になっています。

当会では、レバノンの人口の3割を占めるパレスチナ難民とシリア難民の支援を続けていますが、経済危機、コロナウイルス、そして今回の爆発事件は、こうした脆弱な人たちを直撃しています。

8月にも2500世帯への緊急食糧配布を予定していますが、
今後も支援を続けるために、皆様のご協力をお願いいたします。

※緊急食糧支援(レバノン)詳細はこちら