コロナ禍のガザ地区で

2021年

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(写真 左:アトファルナろう学校の朝 右:ナワール児童館絵画クラス)

 新型ウィルス感染予防対策に追われて一年が過ぎようとしています。パレスチナでもインフラやネット環境が十分ではない状況のなか、学校がリモート授業にせざるを得ず、それぞれが工夫を凝らして授業や活動を続けています。
 パレスチナ子どものキャンペーンが支援をしてきたガザ地区のアトファルナろう学校も長い間休校をしていましたが、
最近部分的な登校を開始しました。


ナワール児童館では、学校の休校期間に合わせてリモートでの活動を強化してきましたが、休校の解除に伴い、施設での活動を再開するなど、適宜対応しています。
 ただ、パレスチナでは依然として感染が終息したわけではなく、ワクチン接種などもいつ始まるか分からない中で、経済危機もあり、大人たちはみな不安を抱えています。

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母子保健支援を行っているクリニックには、毎日たくさんの親子が支援を求めてきています。(4月のオンライン報告会はパレスチナの様子と活動を予定しています。)
日本も、世界中どこでも大変な時期ですが、どうぞご自愛くださいませ。
早く状況が落ち着いて、自由に動けるようになりたいですね。